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^^^^^ | PHOTO NARA1 奈良の画像■α9xi ■tamron 28-200mm ■tokina 20-35mm |
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法隆寺 |
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私の住む宮崎県には飫肥という城下町がある、飫肥は今でも林業が盛んで、飫肥杉が有名である。 東大寺の大仏殿にも使用している杉は実はここ宮崎の飫肥からも積み出され、はるばる海路で運ばれたと以前聞いた事がある。 年月が経ち 奈良では 今、各所で修復作業が行われている。 [以下は 5/9 宮崎日日新聞くろしおより一部引用したものです] 奈良法輪寺の三重の塔の復元で学者チームは鉄骨で補強すると主張した。 施工の西岡常一さん(法隆寺の棟梁)は 「ヒノキの耐用年数は二千年。それに比べ鉄は百年でっせ。全部ヒノキでいい」 と譲らなかったそうだ。 「鉄と言っても飛鳥のときのように砂金から作った和鉄なら千年でも大丈夫だが溶鉱炉から積み出したような鉄はあかん」 「コンクリートの上に木を寝かせて土台にしたら20年で腐る。西洋の建築法をただ真似てもだめなんや。 石を置き、その上に柱を立てることが大事なのです。」 法隆寺の木が1350年、石ころは何億年と西岡さんは言いたかった。 日本の伝統の木造建築技術、材料、理にかなった素晴らしいものなのだと改めて感じた。[2003/05/10追記] 場所ごとに説明付きでまとめたページ |奈良の大仏(東大寺)で撮影した写真|法隆寺で撮影した写真|奈良公園で撮影した写真| |