まずはMIDIファイルの入手からです。
google等の検索エンジンで、“MIDI フリー ホームページ 素材“等の検索
ワードで検索すると、MIDIの素材を扱うサイトが出て来ます。
利用の際の条件確認等を良く読み、使用する曲(MIDIファイル)をダウンロードします。
IEだと右クリックでファイルの保存で、PCの任意のファイルに保存します。
MIDIファイルは拡張子が.midです。
最近は殆ど圧縮されたファイルは無い様ですが、まとめてダウンロードできるサ
イト等ではlzh等で圧縮されている場合もありますので、その際にはダウンロード
後解凍します。
http://www.dtm.ac/ 等 MIDI専門の検索エンジンも数多くありますがくれぐれも著作権
に抵触しない様にしてください。一般的には著作権は50年ですが日本は敗戦国なので、
戦争の期間を除く為、約60年らしいです。JASRACが管理する曲なら、届け出て正規の入
金手続きをふめば多くの曲は問題なく使えます。
>JASRAC
〔ページの対応〕
以降は 説明の便宜上 MIDIファイルの名前を仮に ***.mid とします。
***には該当のMIDIファイル名を入れてください。
MIDIをホームページに貼り付けるのには、BGSOUND と EMBED この二種類が使用
されております。
BGSOUNDタグは IEオンリーの対応となってしまいますが、個人的には BGSOUND
タグが今のインターネット環境ではベストではないかなと思っております。
EMBEDタグは 確かにネットスケープ4.Xにも対応しており、プラグインパネル表示も可能
なので、BGMの入/切/音量調整(パネルサイズによる)が出来宵のですが、ネットスケープ
の場合、MIDI再生に到る迄にJAVAを起動する為、10秒?程、画面がフリーズした様な状態に
なります。ブロードバンド時代にこの10秒程のフリーズはとてつもなく長く感じ、致命的
と言っても過言ではないでしょう。(・・この10秒はマシーン性能次第かも・・)
また、ネットスケープ6.2はYAMAHAのMIDIプラグイン等も現在対応しておらず、ブラ
ウザ自体も重いし、まだまだまだ、世の中に浸透していないのが実状と思います。
現在のIE/ネットスケープ両者のブラウザの占有割合。BGM程度で使用。
をふまえると BGSOUND タグが妥当かなと思います。
BGSOUND タグ
<bgsound src="***.mid" loop="infinite">
〔loop=infiniteは繰り返し演奏〕
〔タグの挿入〕
BGMをつけたいページのソースを開き、ます。
html htmlのはじめの方にある<body>の後に以下のタグを挿入します。
ソースはホームページビルダー等ではソースのページに切り替えて書き換えて上書き
保存します。
Windows付属のTEXTエディタ(ワード,ノートパッド)等でも充分作業出来ます。
私のPC環境はプアな為、規模の大きいページをホームページビルダーでソースを
編集すると重く気が遠くなる事もあります(~_~;)そういう時はワードパッドで編集し
てます。
* * <body> <bgsound src="***.mid" loop="infinite"> ← この一行を挿入する * * </body> |
上記はBGMを入れるページと同じ階層にmidiファイル(***.mid)をftp転送した場合
の記述例です。
MIDIファイルのあるディレクトリーが異なる場合にはそれに対応させてください。
http://www.nifty.com/morimori/midi/***.mid ←仮想例です。
等のパスでも可能です。
HPに MIDIファイル BGMを入れたhtmlファイル(ページ)を転送します。
基本的にはダウンロードしたMIDIをご自身のHPへ転送の上使用してください。
直接他のサイトのMIDIへリンクをしない様にしてください。
但し、MIDIサイトの意向で、直接リンクをする様に指示されているところもあり
ます。その際にはそれに従ってください。
ここまでで 設置は出来BGMも鳴るHPとなりました。
さらに もう一歩進んで 改良を加えます。
ページを移動するたびにBGMが途切れて、曲がまた始まったりするのは、雰囲気をそが
れてしまいます。また、BGMは曲自体の個人の好みもありますし、閲覧環境/時間等
によっては必要無い方、迷惑な方もいらっしゃると思います。
そういう場合に、対応させるのに今回HTML4で規定されております。フレームページを
私は使用しました。
〔フレーム使用の利点〕
来訪者の好みに応じ、BGMの入/切出来る。
HP内のページをサーフィンしてもBGMを途切れる事なく流せる。
(但し無料系掲示板の行き来、CGIを使ったページはヒトひねり必要)
〔設置方法〕
私のページを例えに以下のurl、ファイル名等は書いております。
それぞれ各位置き換えてください。
MIDI設置前のurl
http://morimori.image.coocan.jp/
通常ブラウザは
http://morimori.image.coocan.jp/
へ アクセスすると、
http://morimori.image.coocan.jp/index.html
を探しに行って、無い場合には次に
http://morimori.image.coocan.jp/index.htm
を探しに行きます。
今まで私は メインのページを index.htm においてました。
そこで index.htmlに フレームの親ページをおいてやれば、
http://morimori.image.coocan.jp/
でアクセスしてやればフレームの親ページを表示してくれるという訳です。
外部からのリンクも多く頂いておりますし、この手法をとれば何ら問題なく
内部リンク変更も少なく切り替えられるって訳です。
(index.htmにリンクされていると辛いですが)
〔index.htmlの構成〕
二つのフレームページとし、一つは従来のページ(index.htm)もう一つが
今回新たに作成する、midiを置くページです。私は(indexmidi.htm)とした。
フレーム(indexmidi.htm)は表示MIDI再生の為の便宜上のものであり、表示
領域はなし*とします。
具体的な index.html のソース例です。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD
HTML 4.0//EN"> <HTML> <HEAD> <TITLE>MORIMORIのページ</TITLE> </HEAD> <FRAMESET rows="100%,*" border="0" frameborder="0" framespacing="0"> <FRAME src="index.htm" name="index" marginheight="0" marginwidth="5"> <FRAME src="indexmidi.htm" name="indexmidi" marginheight="0" marginwidth="5" scrolling="no"> <NOFRAMES> <BODY> <P><A href="index.htm">MORIMORIのページへ</A></P> </BODY> </NOFRAMES> </FRAMESET> <!-- midiONOFF対応苦肉の策ダミーフレームページ(笑) --> </HTML> |
上記を該当部分をご自身のHP構成に代えて、保存すればOKだと思います。
具体的な indexmidi.htm です。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD
HTML 4.0//EN"> <HTML> <HEAD> <TITLE></TITLE> </HEAD> <BODY> <bgsound src="****.mid" loop="infinite"> </BODY> </HTML> |
オンオフの切り替え(リンク)をindex.htmページ内に挿入させます。
つまり
index.html だと フレームページになりMIDI再生。
index.htm だと フレームなしの MIDI再生なしページとなる。
----TABLEを使用した オンオフ切り替え html記述例----
<TABLE border="3"> <TBODY> <TR> <TD><A href="index.htm" target="_top"> MIDIオフ</A></TD> <TD><A href="index.html" target="_top">MIDIオン</A></TD> </TR> </TBODY> </TABLE> |
〔今回の作業での障害及び対策したもの〕
ページ内のリンクで音楽が途切れる事があった。
ブラウザの戻るボタンで戻れば良いが、とび先のページに〔戻る〕ボタンが
ある場合、これを利用するとBGMが中断し、再度最初から起動するページ
があった。
1.BBSに利用しているTCUPの掲示板
私はLEVEL1(有料)掲示板なので、フレーム内へ戻るという設定
があったので簡単な設定変更で切り替える事が出来た。
LEVEL0(無料)の場合その設定がないと思う。
対応としてはindex.htmからBBSへリンクする際に、ウインドーを新規で開
く様index.htmのリンク部分を書き換えれば一応対応できると思います。
これはBBSの戻るボタンを押す確立を減らす対応です。
具体的には <A href="***"> → <A
href="***" target="_blank"> とする。
***には、該当のBBSURLを入れてください。
また BBSからの戻り先を http://morimori.image.coocan.jp/の様に指定している場合
http://morimori.image.coocan.jp.index.htmへ変更します。
これは 音なし設定をされた方が戻った時に 前の状態を維持する為の変更です。
2.ゲストブック、画像貼り付け掲示板等、CGI全般
CGIの該当部分を書きかえた。
GGIをテキストで開き、該当部分を探す。
HPへの戻りリンクの target="_top" が原因なので、文字検索等で該当個所
を探し target="_self"へ書き換えを行う。下記は例。
また 戻り先を http://morimori.image.coocan.jp/ の様に指定している場合
http://morimori.image.coocan.jp.index.htmへ変更します。
CGIの変更後、ftp転送し、SETUPがあらためて必要なものはSET。
BBS等でよくある、htmlへ書き出している様なCGIは、一度テスト書き込みを行っ
て更新させます。
3.外部へリンクする際 外部のページに行ってもBGMが鳴ったまま。
該当 ページ/CGIの リンク部分を target="_top"に書き換え。
〔付録〕
ネットで調べましたので EMBED タグの説明も一応簡単に書いておきます。
<EMBED SRC="***.mid" WIDTH="150"
HEIGHT="40" PANEL="1"
LOOP="true" REPEAT="true"
hidden="true" AUTOSTART="true"
TEXT="morimori">
SRC="***.mid"
MIDIのある場所、ファイル名を指定します。同じ階層でしたらファイル名だけ
HEIGHT=高さ、WIDTH=幅は プラグインのコントロールパネルアイコンのサイズです。
音量つまみ、▲プレイ/■ストップ等のパネルがタグを挿入した場所に出現します。
(閲覧しているブラウザプラグインでコントロールパネルは変わります)
それぞれ 150/40 100/30 40/35 0/0
サイズが一般的で"0"は表示なしとなります。
PANEL="1"
パネルの色 "0"銀、"1"黒
LOOP="true" REPEAT="true" hidden="true"
Media Player、 MIDIPLUG for XG、LiveAudioプラグイン用の演奏リピート用です。
"FALSE"にするとリピートせず一回の演奏で終わります。
AUTOSTART="true" にするとファイルを読み込むと
自動的に演奏がスタートします。
falseにするとパネルのプレイボタンを押して初めて演奏スタートとなります。
(この場合・・パネルが0の場合永遠に聴けないだろうなぁ・・意味ないかぁ)
TEXT="morimori"
パネルに出る文字です。この場合だとmorimori表示未記入の場合midiファイル名が出る。
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